あきらめない
156日間の闘い
 それは20世紀の終わり、突然訪れた出来事でした。

 ガン発見から156日目の未明。まるでその日が訪れるのを待つかのように病院の一室で静かに生涯を閉じました。39年間のあまりにも早い人生でした。この156日間に感じたことをここに記し、同じように苦しんでいる人たちの助けになればと思います。
 あまりにも少ない情報への苛立ち、死を突きつけられた本人はもとより家族の苦しみ、ガンという悪魔の正体など気になったことをつづります。

 156日目の2000年10月12日、それは妻、雅子と私の15回目の結婚記念日でした。
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